2023/12/06 09:47



先日、第四回目となるコラボワイン会を開催しました。

岐阜市川原町に店舗を構える食堂こよりさんと、

店舗をもたないワインショップのtoncoteさんと、

そしてfamily農園watanabe3店舗での合同開催です。




私たち夫婦は毎回、食後のデザートとドリンクを担当させてもらっています。


この会は、何を隠そう

私が、どちらも大好きなお店だったので、こよりさんの食事でトンコテさんのセレクトしたワインが飲めたら最高…)と思っていて

それを、それぞれにお話ししてみたら、やりましょう!とにオッケーを頂き、実現に至りました。

もう今回で4回目になりますが、

実は1回目より

私は妊娠出産が続き、お酒を控えなければならなかったので、

4回目にして、ようやくきちんと参加ができました。

そして、今回は、お客さん側として参加す

という、なんとも至福な時間を堪能させて頂きました。


久しぶりなので、ワインリスト、全て網羅できるだろうかという心配はどこへやら。

こよりさんの食事にトンコテさんのお話しを聞きながら飲むワインは、美味しいものがさらに美味しくなるという相乗効果で、こんなにワインが美味しくて楽しいなんて。とほんとに最後まで楽しく、美味しい幸せな気持ちで終えました。もちろん、二日酔いもなし◎

(美味しいワインは二日酔いをしない!)


こよりさんは料理、トンコテさんはワイン。

違うものをお客様へと提供している御二方ではあるけれど、どこか似たところを感じるなぁ、とずっと思っていて。

それがなんなのか 

今回、お客さんとして参加してみて少し分かったように思います。


トンコテさんのワインにまつわるお話しを聞いていると、

まるでこのワインに使っている、ぶどう農家さんと知り合いだったかのような、そんな親近感を抱きます。

このワインが作られてきた情景、そしてその作り手の方たちは、きっと素敵な方たちなんだろうと。

作り手さんを身近に感じられるからこそ、美味しさも倍増するんでしょう。


そして、こよりさんの料理も、素材ひとつひとつを、大切にしていることを感じます。

それは、食べれば十分感じますが、

こよりさんが大切にしている農家さんへの崇拝の気持ちだったり、食材のことをスタッフさんがいつも丁寧に説明をしてくださいます。

「このお野菜は○○さんが作られたお野菜で」とお話ししてくれるのがその例です。

こんな美味しいお野菜作ってる人、すごいなぁと思ったり。


御二方から思ったことは、どこの誰が作ったのかとか、その裏側を少しでも知ることができると、大切に食べようという気持ちと、美味しいという気持ちがますんだなぁ。と感じました。




そうだ、それは。

いちごもまったく同じだ。


ここでようやく、「美味しいいちごを作り続けるためには」のタイトルに繋がるのですが



私たちが目指しているかたちとは、

いちごを食べた時に、

ふと私たちの顔が思い浮かび、より美味しいと感じてもらえることなのだと。

それこそが、いちご農家の冥利に尽きます。


その為にはやはり、直接的に繋がるって大切だなぁと思います。


今のように直接自分たちの手で「直売」をしていく大切さに、改めて気付かされました。


今回のワイン会に、お客さん側として参加させてもらっての私の中の大きな気付きでした。


しっかりと芯をもっている御二方のお仕事ぶりを間近で拝見させて頂き、たくさんのことを学ばせて頂きました。


普段はこう文章におこすことなく過ぎ去ってしまいますが、

大切にしたいことをいちごのシーズンが始まる前に感じ取れて、忘れないように今回は書き留めておきました。


いちごを全て卸しで出荷していたら

やはり、「倍の美味しさになる。」というのは生まれてはこないです。



ひとつひとつの出会いが私たちいちご農家を育ててくれるきっかけにもなります。

それは、お店の方も、個人のお客様も。


今年ももうすぐいちごの販売が始まります。



今年は、おそらくクリスマス頃になるかと思います。


今までのお客様も、渡辺さんところのいちご買いに行かなきゃと思ってもらえるように。


そして、

1人でも多くの新たなお客様のもとへ、と、

いちごの美味しさ、魅力をお伝えできるよう

精進して参りたいと思います。


良いご縁に恵まれますように、

引き続きfamily農園watanabeを宜しくお願い致します。


書き手:渡辺愛未 

このブログ、今のところ私しか書いてません。

今シーズンは夫にも更新してもらうのも目標にしてます。